書写西村内科

当院を継承する以前から、大阪の基幹病院で食道がんや胃がん・大腸がんなどの検査や治療を中心に行っていました。
食道がんや胃がん・大腸がんは早期に発見することができれば、身体への負担が少ない内視鏡治療で根治できる可能性が高く、再発率も極めて低いです。では早期に発見するには何が有効かというと、やはり内視鏡検査なのです。ですから当院を継承してからも、それまでと変わらず内視鏡検査に注力していこうと考えました。
私が継承してから当院で内視鏡検査を受けられる方が増えています。胃の不快感や痛み、下痢や腹痛といった症状が続いている方や、会社の検診で引っかかってしまった方のご来院が多く、40～50代の方が多いですが、20代、30代の方や60代以上の方も増えています。ホームページで内視鏡検査について情報発信をしており、それを見て来られる方が多いですが、当院で検査を受けられた方からのご紹介で当院での検査を希望される方も増えています。

当院では内視鏡検査を行う際に、可能な限り患者さんにかかる体力的・精神的な負担を軽減できるようさまざまな工夫をしています。
具体的に言うと麻酔（鎮静剤・鎮痛剤）を使用することで患者さんはウトウトとしている間に検査が終わるようにしたり、炭酸ガスによる送気を行って検査後のお腹の張りを軽減したりといったことを続けています。
以前に他の医院で検査を受けられ大変な思いをされた方が、当院でなら楽に検査を受けられるという評判をお聞きになって来院されることもしばしばあります。
ですから、「胃カメラや大腸カメラは大変」という噂ばかりを信じてハードルを上げてしまわず、たとえ軽いものであっても気になる症状がしばらく続いているようでしたら、ぜひ一度ご相談の上で内視鏡検査を検討されてみてはいかがでしょうか。
早めに発見することが、しっかり治すためには何よりも重要なのです。