細野医院

私はこの医院を引き継ぐまでは、わりと規模の大きな病院で消化器外科医として、診察はもちろん手術も担当していました。消化器外科を志すようになったのは、やはり先代がこの医院で多くの方の健康をサポートしているところを見ていたからかもしれません。自身も医師を目指すと決意したときにはすでに消化器外科に進むことも決めていました。
2016年に当院を引き継いでからは、消化器外科に加えて一般内科や外科、肛門内科といった診療を行なっていて、先代に続いて内視鏡検査も取り扱っています。
先代の頃から数えれば長く診察を行なっている医院ですので、馴染みの患者さんが大変多いです。さらに、「会社の健康診断で引っかかって、不安なので検査してほしい」「お腹が痛いけれど、市販薬では治まらず心配だから見てほしい」といった動機で当院にいらっしゃる患者さんもいらっしゃいます。
その方のご年齢や体の状態など、さまざまな要素をしっかり考えた上で、必要と判断したときには内視鏡検査を受けられることをおすすめしています。

当院では内視鏡検査をもっと気軽に受けていただけるよう、環境面にも十分に配慮しています。検査の待合室や、検査後に回復を待つために利用していただくリカバリールームは男女を分けてそれぞれ設けていますので、男性も女性もゆったりとお過ごしいただけると思います。
また、検査の際には鎮静剤を使用しますので、患者さんはウトウトとほとんど眠っている状態で進めることができます。
そのような工夫もあってか、「ここだとわりと楽に検査を受けられると聞いたので」というように口コミをきっかけに来院される方も増えてきました。
内視鏡検査は、患者さんにとってはやはりどうしてもデリケートなものになってしまいがちですから、医院側としては不安や恥ずかしさをできる限り取り払って、何の心配もなく受けていただけるような環境を整えることが大切と考えています。
内視鏡検査で早期発見することで治せる病気があるのは事実ですから、「もう少し早く見つかっていれば…」というようなことにならないよう、どうぞ気軽にご相談にお越しください。